カミーノ・デ・サンティアゴを歩いて27 カストロヘリス→フロミスタ
Hola!!
昨年の旅 スペイン巡礼『カミーノ・デ・サンティアゴを歩いて』日記の更新。
2017.05.03 ドピーカン晴れ
朝ゆっくりしていると亭主から早く出ろ?と聞こえたのでブエンカミーノと言ってアルベルゲを出発した。あれだけ飲んだワインも何事もなく消化されていた。(消化器官もすごいな…)
清々しい朝が小高い丘から迎えてくれました。さて今日一日、ブエンカミーノ!
朝日が上がってきました。巡礼あるあるの一枚、久しぶり自画。
本日は正面の山越えです。山越えは初日のピレネー越えぶりでしょうか。。。
標高が900mですがカストロへリスでさえ800m前後ありますので実質標高差100mの山登り。
今日も焼ける、焼ける焼ける。
少々上がってきました。景色もナイスで下界は模型のよう。
道はゴリゴリ系?粘土系なのか上りずらい。
モステラーレス峠頂上到着です。ナイスビューです。
頂上には十字架があり広場ありで上り途中で久しぶりに会ったスペイン人とオレンジ半分こして小休憩。マドリードから来たようで庭師をやっていたけど辞めてカミーノ歩いているとのことだった。自分も無職であることを告げた。
峠の向こうもナイスビューでした。
どこかのサイトで見た写真はこの風景かで、とりあえず。
麦にワイン畑が広がっていました。しかし雲な快晴で心が無常でした。アマゾンで買った地図にも鉛筆でシンプルに『無』との文字。よか青空。
華麗に通過した町 イテロ・デ ラ・ベガ Itero de la Vega
カフェしようと思ったけど通過してしまった。
その後も地味に緩やかに長い坂カミーノを登りながら、下りながら。
次の町 ボアディージャ デル・カミーノ Boadilla del Caminoも通過。
その後はフロミスタまで河川敷をひたすらでしたが地味に長く、本日は暑い。
フロミスタ手前の
カスティーリャ運河Esclusa cuádruple Frómista Canal de Castilla
どうやらこの運河はカスティーリャの産物である穀類や羊の毛などをスペイン北部の港町サンタンデールまで運搬するために計画したとのこと。しかしながら、長期的の工事中に羊毛価格は暴落の上、運河の必要性はなしとのことだった。かなりゆっくり目のシエスタ多めで工事をしていたのでしょうか。。。笑
本日の町フロミスタ Frómistaに到着。
案の定アルベルゲはシエスタみたいだったので荷を置いてバル散策。
Cafe Bar El Manchego大通り沿いあったバルで休憩
外に出て飲んでいると昨日一緒に盛り上がった消防士が来たので再度乾杯。
パエリヤだろ!と頼んでくれた。(これはリアルパエリヤではないと。よかったら家がバレンシアのほうだからティピカルパエリヤが楽しめるぞと)
その後も乾杯を繰り返し、気が付けばワインに突入していた。
午後六時前でも明るく散歩するぞ!と、町観光。
教会でドキュメンタリーの撮影をしていて消防士が親しい感じに監督と話していたのでアミーゴなの?と聞くと初対面だといっていた。
しかしスペイン人はほんとおしゃべり好きだな。初対面で30分以上はなし何かに盛り上がっていた。しかも教会内を歩きながら、、日本では到底ありえんな。
よく幼稚園の送り迎えのママ談義はよくみるばってん。
適当に散歩しているとカストロへリスで会ったアイルランド人のお二方と再会。
また飲もう!とのことでもちろんとも!
東日本のこと聞かれたけどまだ立ち入り禁止区域があるなど原発は解決していないと。
アイルランドには原発がないと確か言っていた。火力がメインとのことだった。
アルベルゲの門限が21時だったので飲み足りなかったけど別れを告げた。
サンティアゴコンポステーラまで424km。